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2008年1月 8日 (火)

tmpとlogの場所を移動

CF6枚にubuntuを入れたのですが、CFは書き込み回数による寿命があるので
書き込み頻度は減らしたいと思います。
簡単に出来そうなのが、/tmpをtmpfsにしてしまうことです。
これで/tmpに書き込まれるのはCFではなくてRAMDISKになります。
ただし、tmpfsはumountされるとデータは残らないようです。

/etc/fstabを編集して/tmpのtmpfsでのマウントを指定します。
私の場合、特にサーバーでも無いですし、実験環境なので、/var/logも移動しました。
通常はlogはマシンの大事な情報ですので、RAMDISKを作成して、
終了時にCF側に書き戻すのがいいかと思いますが、今回は手軽にtmpfsでいきます。

/etc/fstabに次の2行を追加します。

none        /tmp        tmpfs    defaults,mode=1777     0     0
none        /var/log    tmpfs    defaults,mode=755     0     0

これで再起動すると/tmpと/var/logはtmpfsというramdiskになっています。

あと、普段よく使用するブラウザですが、キャッシュ機能があります。
これもリセットしても残っているほうが快適そうですが、
書き込み回数も多いようなので、/tmpに持っていくことにします。
Firefoxのキャッシュディレクトリ移動は少々面倒です。
$HOME/.mozilla/firefox/(適当な文字列.default)ディレクトリの下のuser.jsファイルを編集します。
user.jsというファイルがなければ作成します。

user_pref("browser.cache.disk.parent_directory","/tmp");

を追加します。

Firefoxを立ち上げなおして、アドレス欄にabout:configといれて、
browser.cache.disk.parent_directoryが/tmpになっていることを確認します。
これでキャッシュも/tmpに行きました。

他にも/etc、/var、/homeには使用中に書き込まれるファイルがたくさんあるのですが、
CFの延命と、設定および運用の面倒さを天秤にかけると、私はこれくらいでいいと思います。
そのうちSSDを考慮したディストリビューションが出てくるかもしれませんね。
WindowsXPもSSD対象版を開発中らしいので、こちらも期待です。

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